ざくの住処

ザクというチャンネル名でYouTubeでゲーム配信などをしているものです。このブログでは好きなことについてや日常のことや自作で作った短編小説などを自由気ままに載せていきます。

時代の流れ

 

この間映画館に行ってきたんですね。

それでミュータントタートルズを見てきまして、思ったよりも面白くてよかったんですけど、自分の席の斜め前くらいに家族なのか両親っぽい人と若い兄弟みたいな感じの人たちがいて映画が終わった後に「あ~長かった」って言ってたんですね。

でも映画2時間くらいで終わったんですよ。

正直「こんなんで長いって感じるのかそんなに面白くなかったんか」って思ったくらい衝撃的で今どきの人ってほんと何時間も映像見てられないんだなって思いました。

前々から若い人って映画とか何時間も見てられない人が多いみたいなことはネットとかでみてて実際にはそんな人いねぇだろって思ってたんですけど見事にいて「あぁ~そんな人もいるんだなって」感じでしたね。

自分は映画自体好きなので何時間も見れるんですけど正直なんでなのかわからないですよね。

 

それで自分少し考えてみたんですけどなんで長時間見てられないか。

それはYouTubeの影響なんじゃないかって

なんでかっていうとYouTubeって大体10分とか長くて1時間くらいの動画ばっかりじゃないですか配信のアーカイブとかなら何時間もあるけど普通の動画って何十分が多くて今ですらゲームのストリーマーとかVtuberとかが増えてきて配信が多いですけど従来のYouTuberって動画メインの感じで若い人みんな見てそのたった10分とかの動画に慣れすぎたせいで何時間も映像見てられないんじゃないかっていう結果になりましたね。

なんかもっと違う理由があるんじゃないかって思ったらコメントください。

 

そんな思ってるなかジョン・ウィックを見に行きまして3時間ありました。ケツいてぇ

 

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ある日の出来事

 自作短編小説を出してから5日にがたち

他に書くものもなくただただ日がたつだけ。ましてやブログを書いたこともないのでどう書いたらいいか何を書いたらいいかなどもわからずただ何も出さないのはダメだろうそういう気持ちだけがある

ということで今回は最近のことについて書いていこうかなと思っています。

いや~今年の夏は暑いですね。もう9月中旬ですよって感じなのになんも暑いのが変わらなすぎる。

どうなってしまうのかわからないですねぇ。

と暑い日を頑張って熱中症やコロナに気を付け頑張って生活しています。

まぁ変わらない日々を過ごしつつこの間9月4日にですね「アリスとテレスのまぼろし工場」という映画の試写会に当たりまして行ってきまして、映画時代はすごく良くピュアラブストーリーと言う感じで面白くこの記事ではそこまで多く感想は述べませんが、見に行く価値は多くあると思うので是非絶賛公開中なので見に行ってみてください。実は映画好きでこれからもねもっと映画のことに関することとか書いていきたいなって思っているのでもしよかったら書いたら読んでください。

 

とまぁ試写会に行ったんですよ。会場が新橋のニッショーホールところだったんですよ。で自分結構な方向音痴でそれもあったので早めに行ったんですよね会場に入れる時間よりだいぶ早く。

でここから事件が始まるのですが

早めについたということから大体の方面だけを調べて歩いていたんですよ。

歩いても、歩いてもでもでも着かないですよ。

もう段々と時間も迫り焦りが出てき始め('◇')ゞ

マップで調べてみたら全くの間反対を歩いていましてまぁ何とか時間までには着けたのですが

なんとねここ駅から徒歩3分で行ける場所でましてや大きな通り沿いにあるからわかりや居場所なのに関わらず10分くらいかかってしまってこの日は改めて方向音痴すぎるなと感じましたね。っていう1日の紹介ですねつまらんすけど

方向音痴ってどうやったらなおるんですかねぇぇぇ???

追記

それで試写会会場について初めて試写会に行ったもんですからただ映画を観るだけだと思っていたら席に紙が置いてあったんですよアンケート用紙とフライヤーまぁチラシがってもうバッグの中に入れてたら帰るころにはもうぐっちゃんこぐっちゃんこになってていつも映画館行くときはフライヤー持ち帰ったりパンフとかを買って持ち帰るのにクリファイルに入れてそこからバッグに入れて綺麗に持ち帰るんだけどなんももらえると思ってなかったからマジでこれだけは後悔だなっていうのと次行くときはしっかりファイル持っていこうって思った。

 

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「君のフィルム」

 今回は人生で初めて小説を書いてみました。正直全然言葉選びだったり言葉遣いは変ですが、もしよかったら最後まで読んでください。YouTubeの方で朗読の方もしているのでもしよかったらそちらもご覧ください最後にURLを載せとくので是非お願いします。

 

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「ただいま、愛奈」
 そういうと僕は彼女と出会った頃のことを思い出した。僕は昔から人づきあいが苦手だった。高校に入ってからも友達はできずいつも1人だった。毎日朝起きて学校へ行き1人で昼ご飯を食って1人で帰ってくるこんな変わりのない毎日を過ごしていた。
 
 しかしあの日だけは違っていた。高校2年生になって1か月がたった5月のことだ僕は学校帰りに映画を見に行こうとしていた。
 「今日は待ちに待ったエイリアンの逆襲リターンの公開日だ学校終わったらそのまま見に行こう」
 そう言いながら学校へと向かった。小さいころ父が見ていた映画を一緒に見てた際衝撃を受けそこからどっぷり映画にハマり今となっては趣味になった。僕の夢は誰もがもう一度見たいと思えるような作品を作る映画監督になることだと願っているがただ、夢のまた夢すぎて誰にも言えない。誰かに言って無理だよって言われるのが怖いからだ。
 学校へ着きいつも通り授業を受け帰りのHRが終わった。さっそく僕は近くの映画館へ足を運んだ。ここの映画館は隣の建物がデパートになっている。チケットを購入するため券売機へいき今から一番早い時間を選び席を選んだ。10席ほどしか埋まっておらず選び放題だった。
 「そりゃこんな空いてるかマイナーだもんな」
 いつもなら端の席を選ぶのだがほとんど人がいないため真ん中の席を選んだ。エイリアンの逆襲とは30年くらい前に公開した作品でその時も人気はなくいわゆるB級映画というものだった。正直なんで続編が制作されたのかわからないが俺はとてもうれしいこの映画をきっかけに俺は映画を好きになった思い出の作品だから。
 入場時間になり歩き出したとき「あの」と声をかけられた。なんか聞いたことある声だと思いつつ振り向くとそこには同じクラスの白石愛奈が立っていた。
 「チケット落としましたよ……って桐島君?」
 僕は驚きを隠せなかったまさかクラス1可愛いクラスメイトがこんな陰キャな僕のことを知っていることに。白石さんと言えばぼくのクラスの学級委員で明るい性格なうえ誰にでも分け隔てなく接する優しくて誰からも信頼されている可愛い女の子だ。少し間をが空きおどおどしながら僕は
 「あ……ありがとう。し……白石さんはなんでここにいるの?」
 と映画館に居るのだから映画を見に来たと決まっているのに緊張してわけわからないことを言ってしまった。
 白石さんは笑いながら
 「映画見に来たの。桐島君って面白いんだね」
 「はいこれチケット落としてたよ」
 白石さんは僕にチケットを手渡した。
 「ってこれエイリアンの逆襲リターンのチケットじゃんこれ見るの?桐島君」
 「うん」
 「私もこれ見るよ」
 「え!」
 正直驚きが隠しきれなかったこんなマイナーな作品ましてや殺伐とした過激なシーンも多いのにこんな美女が見るなんて。
 「そんな驚くこと?ってかもう5分で始まっちゃうよ早くいこ」
 そう言われ僕たちは急いでスクリーンへと向かった。白石さんの席は僕の席の右1つ空けた隣の席だった。
 「桐島君隣行っていい?もう誰も来なそうだし」
 まさかの一言に僕は思わず大きな声で返事をしてしまった。
 「ど……どうぞ」
 白石さんは口に人差し指をもっていって「し――声が大きいよ」僕は顔を赤くしながら「ごめん」と言った。
 「ねぇねぇ桐島君ポップコーン少しもらっていい?」僕はうなずいた。
 「ありがとう。美味しい」
 そういい笑った白石さんの顔は今でも忘れられない。スクリーン徐々に暗くなっていくなか白石さんの笑顔は輝いて見えた。思わず僕は見続けてしまった。白石さんは小声で「始まるよ」と声をかけてくれた。そこから完全に暗くなり映画が始まった。白石さんの笑顔が頭の中でずっと残っていて映画の内容なんて入ってこなかった。
 映画終了後2人でスクリーンを後にし近くの駅まで歩いていた。
 「面白かったね」
 「うん面白かった」
 「特にあの性格の悪い人間が体バラバラにされてエイリアンに食われたとこ」
 「え?」
 白石さんって結構そういうの得意なんだと思った。そんな他愛もない話をしていたら駅に着いた。
 「私は電車だけど桐島君も電車?」
 「うん」
 「じゃあもう少し話せるね」
 電車に揺られながら僕は白石さんの好きな映画の話などを聞いていた。僕はただ相槌を打って質問されたことに答えるだけで自分から話題を振ることはなかったし何より緊張して顔を見ることができなかった。最寄り駅についた時、気づいたのか白石さんは僕に尋ねた。
 「ごめんね桐島君私ばっか話しちゃってつまらなかったよね。……じゃあまたね」
 そう言い歩いていく白石さんを見て僕はとっさに腕をつかんで引き留めた。
 「白石さん全然つまらなくなかったよただ緊張しちゃってでもすごく楽しい白石さんと話せて、俺友達もいないしこんな映画のこと知ってて話せる人って今までいなかったからすごく楽しいだからごめんだなんて言わないで」
 白石さんを見たら泣いていた。僕はおどおどしながらどうしようと思っていたら白石さんは笑った顔で
 「ありがとう。私も楽しかった」
 僕たちは別れ際に連絡先を交換して家に帰った。夜ご飯をたべて風呂に入り自室のベッドで横なりながら今日のことを考えていた。白石さんがあんなに映画好きだったなんて。それにしても優しい人だこんな陰キャの僕にもあんなに接してくれるなんて。もしかしたらこれから一緒に映画を見に行く友達なるかも。と妄想にふけっていると白石さんからメッセージが届いた。
 『こんばんは』
 『今日は楽しかったね』
 『こんばんは。楽しかったです』
 『もしよかったらなんだけど今度この映画見に行かないかな?』
 去年流行ったアニメの映画の写真が送られてきた。
 『俺もアニメ見てて気になってたんだ。でも俺となんかでいいの?友達とかと見に行かないで。これ去年流行って結構有名な作品だから知ってる人多いんじゃない?』
 『うんでも桐島君と見に行きたいのダメかな?』
 『いいや全然大丈夫だよ』
 『やったー来週の土曜日とかどうかな?』
 『うんいいよ』
 『ありがとう。また明日学校でおやすみなさい』
 『おやすみなさい』
 「は――緊張した。ってかこれってもしかしてデート?」
 デートなのか違うのずっと考えてたら一睡もできなかった。

 次の日学校へ行き自分の席に座ると白石さんが僕のほうへ駆け寄ってきた。
 「おはよう桐島君。土曜日のことなんだけどそういえば時間決め手なかったよね?10時に駅集合とかでもいい?」
 「う……うん」
 「どうしたの?」
 「いや別に」クラス全員がこっちを見ている。
 考えてみればそうだろクラスの人気者といつも1人でいる陰キャが話ているのだから。白石さんの友達がこっちへ来た。
 「ねぇ桐島って愛奈とそんなに仲良かったっけ?」
 僕は何と言っていいかわからず戸惑った。
 「うん。仲いいよこの間も2人で映画見たもんね」
 白石さんはそう言った瞬間周りがさらにざわついた。僕は周りの視線に押しつぶされそうで教室を抜け出した。数分後教室へ戻ってきて自分の席に座っているとクラスメイトの1人がグミの袋を持ちながらこちらへ来た。
 「桐島さっきは大変だったな」
 「え……と君は」
 「亀山。亀山実」
 彼もひとりでいることが多いでも僕とは全く違って好きでひとりでいるって感じだ。
 「うんあんなに視線を浴びるのは初めてだった」
 「まぁ白石ってうちのクラスいや学年でもマドンナ的存在だしな。知ってるか?白石のファンクラブもあるんだってよ」「え!?そうなの」
 「で付き合ってんの?」
 「付き合ってないよそんな俺なんかが釣り合わないよ」
 「ん――そうかでも俺はそんな釣り合うとか釣り合わないとか関係ないと思うぜ。大事なのはお互いが好きかどうかじゃね。まぁおれは応援してるぜ……グミいる?」
 「ありがとう。大丈夫」
 授業中亀山君の言葉が頭から離れなかった。家に帰宅し僕はベッドに野垂れ死んだ。今日は疲れたあの後も何人ものクラスメイトに白石さんとのことを聞かれ、挙句の果て他のクラスの男子にも聞かれた。改めて白石さんの人気者っぷりを知れた。
 「あんな人俺と釣り合わない以上の存在すぎるだろ天と地の差すぎる……白石さんって好きな人いるのかな?むりむりどうせ俺なんかが」
 好きになっていい人ではないそう僕は思うよう過ごした。
 そこから数日毎日のように他のクラスから男子が僕の所へ来る。僕はこの数日のことを【無限白石ループ】と名づけた。神様は僕をどこまで陥れたいのか。そう考えていると白石さんと映画に行く日になっていた。

 「おまたせーごめんね待たせちゃった?」
 「ううん大丈夫」
 「じゃあ行こっか」
 僕たちは映画館へ向かった。映画が終わり感想を言い合いながら僕たちはお腹が減ったということから近くのファミレスに入った。注文をして料理を待っている間も映画の感想は止まらなかった。今までの人生の中で一番幸せな時間だった。こんな時間が一生続けばいいのにとそう思ってしまった。
 「桐島君は次見たいのないの?」
 「う――んあ!」
 僕はアメリカのヒーロー映画の画像を見せた。
 「これ昨日の夜ネットソックスで見てさめっちゃ面白くてその次回作が明後日公開するんだけど見に行きたいんだよね」
 「私もネットソックス加入してるから今日帰ったら見てみるから一緒に行こうよ」
 ネットソックスとは月額1000円のサブスクリプションサービスのことである。白石さんは本当にこの日に映画を観てくれて二人で行くことになった。そこからも2人で頻繁に映画を見に行った。
 白石さんと出会ったことで僕の学生生活は180度変わった。僕にも友達と言える人たちができた。僕のことをいつも気にかけてくれて毎回グミをくれる亀山実君。亀山君はいつもニコニコしていてでも正直何を感がているかあまりわからない不思議な人だ。そして白石さんの友達で最初僕に白石さんとの仲を聞いてきた斎藤雫さんだ。斎藤さんはクールでお姉さん的ポジションな人なんだけどドジですぐ飲み物をこぼす。
 僕たちは4人で遊びに行くことも増え夏休みには海に行ったり夏祭りに行ったりした。4人で遊んでるのも好きなんだけど白石さんと2人で出かけることが少なくなって何だかモやっとした。夏休みが終わり2学期が始まり9月10月と時間がたち久々に僕は白石さんを映画へ誘った。
 「2人で見に来るのって久々だね最近は4人でばっか来てたから」
 「うんそうだね」
 僕たちは映画を観てご飯を食べ家に帰った。今日1日を通して分かった僕は白石さんともっと一緒に居たい。
 
 次の日僕はそのことを清水さんと亀山君に言った。2人ともそれは恋だと言った。
 「正直好きとかあまりわからないでも白石さんと一緒にいると楽しいしなにより笑った顔が頭から離れないんだ」
 「それが好きなんだよ渡お前は白石が好きなんだよ」
 「でもそもそも釣り合わないよ俺なんかと白石さんは」
 「そうは思わないけどなお互いが好きならそんなの関係ないんじゃないかな愛奈もそんなこと気にしてないと思うよ」
 「そうだよ渡。お前の気持ちはどうなんだよ」
 「す……好きだよ!」
 「じゃあ伝えてきなよ」
 「伝えて来いよ」
 「うん。二人ともありがとう」
 「渡頑張れ」
 「渡頑張れよー」
 僕は白石さんを探した。白石さんは先生に頼まれ職員室にプリントを持っていく最中だった。僕は手伝い教室で伝えることにした。
 「どうしたの桐島君」
 「白……石さんお……おれ」
 緊張して言葉が出てこない。僕は1回深呼吸をし気持ちを伝えた。
 「白石愛奈さんあなたが好きです。君と出会って2人で映画を見に行った時君の笑顔を見てその時から君のことが好きです」「これからもずっと一緒に居たいだから僕と付き合ってくれませんか」
 白石さんは涙を流しながら
 「やっと言ってくれた。はいわたしもずっと好きでした」
 あまりの嬉しさに僕は彼女に抱きついてしまった。とっさに離れようとしたが彼女も僕の腰に手をまわしてきた。
 「これからもよろしくね」
 忘れない1日になった。
 付き合ったからと言っても今までとあまり変わることはなかった。変わったことというとクラスの男子が僕を見る視線が今までよりも強くなったことだ。あとは一緒に帰るようになって2人でいる時間が増えたことぐらいだ。僕は勇気を振り絞って彼女に初めて自分の夢のことを話した。彼女は真剣に聞いてくれて「すごいよ。絶対になれる私絶対桐島君の作った映画見に行くから。私が最初のファンだね」と言ってくれた。改めて絶対に叶えると心に誓った。
 僕たちはたくさんのことを話した。すごく幸せの日々だった。日の流れは速くもう3年生になってしまった。

 僕は彼女に1つ言えないことがあった。実は去年の12月ごろに進路について考えていてその時インターネットでアメリカへ映画制作について学べる大学へ2年間留学できることをしった。こんなチャンスはない行きたいとそう思った。すぐさま費用などを調べ親に相談をした。親は快く承諾をしてくれた。そこからというのも入学条件にある程度の英語力が必要なことから英語の勉強とあっちでの生活費や少しでも費用を自分で負担できるようにアルバイトを始めた。その後学校で行われた進路調査でもその旨を担任へ伝えた。でも彼女には言えなかった。離れると思うとなんだか寂しくて言えない。そう思いながら月日が流れた。6月のある日僕はとうとう決心をした。
 「明日白石さんに伝えよう」
 
 次の日いつものように一緒に帰ってる時に僕は彼女に伝えた。
 「実は伝えてなかったことがあるんだ」
 「なに?」
 「俺高校卒業したらアメリカへ留学して本場で映画について学んで夢を叶えたいんだ」
 彼女は驚いていた。僕たちは見つめ合いながら沈黙をしていた。そんな中急に雨が降ってきた。僕は彼女の手を取り近くの屋根があるところに移動しようとした時彼女は僕の手を振りほどいた。
 「やだよ絶対にやだ」
 泣きながらそう言うと彼女は走って帰ってしまった。彼女の気持ちを表すかのように雨は強く降り続けた。
 次の日もその次の日も彼女は学校へ来なかった。1週間がたちそれでも彼女は来なかった。その放課後僕は斎藤さんに呼び止まれた。
 「ねぇ1週間ぐらい愛奈と連絡とれないんだけどなんかあったの?」
 ちょうど亀山君も来たので僕は2人にあの日のことを伝えた。2人は僕の夢を応援してくれて彼女のことも心配いらないただびっくりしているだけだからと言ってくれた。
 
 そこから僕たち3年生は自由登校になり彼女と会えず翌年になってしまった。3月7日卒業式のために僕は学校へ行った。僕は今日このまま式が終わったら日本をたつ。みんなの進路といえば亀山君は理系の大学へ、斎藤さんは文系の大学へ行くらしい。白石さんも斎藤さんと同じ所へ行くと聞いていた。
 式中僕は半年ぶりの彼女に見惚れていた。卒業式が終わり僕は亀山君と斎藤さんに別れを言い空港へと向かった。空港へ着きロビーで待っていた時もう一度彼女に会いたいそう思っていた。そんな時僕の名前を呼ぶ声が聞こえた。
 「桐島君!」
 「白石さん。来てくれたんだ会いたかっ」
 「ごめんなさい。私ずっと桐島君に謝りたかった。私怖かったの。桐島君と離れ離れになったらもう関係も終わってしまうんじゃないかって。でも心の底から応援はしたかった。本当にごめんなさい」
 僕は彼女に抱きついた。
 「大丈夫俺はこれからもずっと君のことが好きだから。だからこれからも僕のことを好きでいてくれませんか僕のことを待ってくれませんか」
 僕はそう言いながらポケットに入っていた箱を取り出し彼女の方へ向けた。
 「これネックレス私に?」
 「誕生日プレゼント1月1日白石さんの誕生日でしょ?ずっと渡したかったけどごめんね」
 「ううん。とっても嬉しいありがとう」
 僕たちは出発までたくさん話した。
 彼女は昔のことを話してくれた。実は僕と1年生のころ会っていたこと。文化祭の日先生に頼まれて備品を倉庫へ運んでいた時僕が現れたらしい。彼女は荷物を床に落としてしまって困っていた時僕は手助けして一緒に運んだらしくそこで彼女は僕のことを気になってくれた。
 「それで2年生になって同じクラスになって君のこともっと知れると思ってたらまさかバッグに同じエイリアンのフィギュアがついてるのに気づいたの、それでエイリアンの逆襲好きなんだと思って初めて会ったあの日も実は見に来るんじゃないかってそう思ってた。私昔から人に合わせるようなことばっかしてたこの高校だって雫がいくからここに来たの。正直自分のしたいことだってわからないしこんな人生もやだった。でも君と出会って変われた。君と映画をたくさん見て私やりたいことが見つかった映画雑誌に携わりたいそれでいつか君をインタビューしにいくから。だからほんとうに会えてよかった君を好きになってよかった」
 話していると出発の時間がきた。
 「どんなことがあっても立派な監督になって帰ってきてね何年、何十年でもずっと待ってる」
 「うん絶対なってくる」
 「最後にお願い聞いてくれる?」
 「うんなに?」
 「これからは白石さんじゃなくて下の名前で呼んでほしいなぁ私も渡君って呼ぶから」
 「わかったじゃあ行ってきますしら……愛奈さん」
 「うん行ってらっしゃい」
 彼女は笑顔で手を振って送り出してくれた。彼女の笑顔久々に見た。
 「やっぱり俺は彼女の笑った顔が一番好きだ」
 僕はアメリカへ旅立った。

 そこから5年がたった。僕は2年間の留学が終わった後そのままアメリカへ残り映画会社で働いている。着々と夢へと向かっていて短編映画の監督を任せられた。彼女は雑誌の出版会社へ就職をして映画雑誌を作っている。僕たちはお互いの時間が会うときにビデオ通話をして近況を語り合っている。
 「愛奈に伝えたいことがあったんだ。実は今度公開する映画と同時上映する短編映画の監督を任されたんだ」
 「おめでとう!じゃあ私が雑誌で渡のこと書くのも遠い未来じゃないね」
 「それはまだ早いかな?日本での公開日決まったら教える」
 「うん楽しみにしてる」
 怖いくらい順調だった。僕が任された短編映画はありがたいことに多くの反響があり長編の監督を任された。

 そんな僕に最大の不幸が訪れた。いつものように撮影所へといこうとしたとき母から電話がきた。
 「もしもしえ!?嘘だろ」
 あまりの内容に握っていたスマホを落としてしまった。その内容は愛奈が交通事故で亡くなったという連絡だった。僕は状況の整理がつかずただ涙を流していた。少しでも悲しみの渦に埋もれないよう仕事を没頭し続けた。毎日夢で彼女のことをみる。今でも生きてるかのように会いたい、会いたいそう思うばかりだった。無事映画の撮影が終わった。
 
 彼女の死から2年後僕はまだアメリカで監督を続けていたあれから2作品てにかけ少しだけ有名な監督になった。彼女の誕生日の前日12月31日僕は7年ぶりに日本へ帰って来た。翌日僕は斎藤さんと会った。僕たちは駅前のカフェで待ち合わせをした。
 「渡――こっち。久しぶりだね。」
 「久しぶり斎藤さん。元気だった?」
 「うん元気だよ」
 今斎藤さんは銀行員として働いている亀山君は写真家として世界を飛び回ってるらしい。
 「もう7年か渡がアメリカ行ってから」
 「ほんとはもっと早く帰ってきようと思ったんだけど彼女と……愛奈と約束してたから立派な監督になってから帰ってくるって」
 「うん分かってるあの子もずっと待ってた」
 僕たちはコーヒーを飲みながらお互いの近況や昔話をした。
 「ありがとう斎藤さんこの2年間つらかった正直生きてるのもしんどいくらいに。でも君や亀山君が頻繁に連絡をくれたから僕は生きてこられた」
 「当たり前じゃん渡は私の友達だし。それに渡は1人じゃないんだよって伝えたかったし。じゃあそろそろ行こうか愛奈も待ってるし」
 「そうだね」
 僕たちは彼女のお墓へと向かった。ずっとこの時を待っていた。
 「ただいま愛奈」
 「愛奈ね渡の初めての作品が公開したときさ嬉しそうに話すんだよねまるで自分かのように。それで何回も見に行かされたんだよね。ほんと嬉しそうだった」
 そんな話を聞いていたら僕は泣いていた。涙が枯れるくらい泣いていた。
 「ごめんなもっと早く来られなくて。7年間ずっと君に会いたかったもう一度君の笑った顔が見たかった」
 やっと僕は一歩前へ進めそうだ。帰ろうと思った時強風が僕らを襲いお墓の方を見たら僕の願いがかなったように彼女がたっていた。彼女は笑顔で僕を見ていた。僕は自然と笑みがこぼれた。
 「ありがとう。これからも頑張るから」
 これは僕が彼女と出会い映画監督を目指す物語だ。これから先どんな悲しいことがおきても僕は進み続ける彼女の分もそして僕には一緒にいてくれる友もいるから。その1年後僕は自伝の映画を作った。映画のタイトルは『君のフィルム』

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あとがき

まずは読んでいただきありがとうございます。ザクと申します。今回人生で初めて小説を書いてみて正直小説と呼べるかわかりませんがすごく難しかったです。一番難しかったのはやはり言葉の表現方法だったりセリフばっかになってしまった感じがあるまた、キャラクターの特徴だったりが定まりきっていなかったり文の使い方言葉のレパートリーというのがなさすぎてダメダメの作品になってしまいました。これから先もっと勉強してたくさん書いて学んでいきたいです。もしよかったら楽しみにしていてください。そしてYouTubeでも動画公開などしているのでもしよかったらチャンネル登録よろしくお願いします。

 

 

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